３月に発生した小林製薬の紅麹問題の余波は、機能性表示食品制度の見直しを行うまでに拡大している。５月２１日現在の情報では、小林製薬の特定ロットの紅麹原材料に問題があったとみられているが、健康被害の明確な原因の特定には至っていない。機能性表示食品に詳しい、九州大学農学研究院の清水邦義准教授と、大阪大学大学院の森下竜一寄附講座教授の２人の専門家に取材したところ、いずれも、「紅麹問題は機能性表示食品の問題ではない」との見解を示した。その上で、両氏は再発防止の方法について語った。
（続きは、「日本ネット経済新聞」５月２３日号で）
【専門家に聞く！ 紅麹問題の背景と対策】（2024年5月23日号）
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。