【人】 <ボニートジャパン 阿部恵里子代表> ”本物のだし”を広めたい(2024年12月12日・19日合併号)

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 ボニートジャパン(本社東京都、阿部恵里子代表)は、飲料として楽しめる”だし”を販売している。阿部代表は「本物のだしを1人でも多くの人に知ってもらいたい。だしの持つおいしさや可能性を広めたい」と意気込む。
 だしというと、近年では味の素が販売する「ほんだし」など顆粒タイプが一般的だ。顆粒タイプは手軽にだしが取れる商品として、忙しい中で家事をする人から支持を得ている。
 「私は今まで顆粒タイプがだしだと思っていた。だが、日本料理屋を訪れたとき、『今から料理をお出しします。その前にこのだしを味わってください』と食前だしを出していただくことがあった。そのときに、しっかり食材から取るだしこそが本物のだしなのだと学んだ。このような経験もあり、本物のだしをより多くの人に知ってもらいたいと思うようになった」(阿部代表)と話す。

(続きは、「日本流通産業新聞 12月12日・19日合併号で)

<プロフィール>

 広告代理店に勤務していたときに地方の特産品を使用した地方活性化の取り組みとして、生産者と行政をつなぐイベントや商品企画などの業務を実行した。日本のすばらしい食文化や、地方の食材の魅力を伝えていきたいという思いから、15年ボニートジャパンを設立した。16年、”のむ天然おだし”専門店の雅結寿(みやびゆいのじゅ)というブランドを立ち上げ、店舗を開設した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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