【水宅配業界地図 2025】水消費量は業界全体で数%増に(2025年1月9日号)

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 宅配水業界に追い風が吹いている。24年の宅配水市場では、夏の猛暑の影響で、各社の顧客1件当たりの水の消費量が増加した。8月には、宮崎県で起きた地震に伴い、テレビや新聞で「南海トラフ地震」関連の報道が行われた。その影響で、水の備蓄のニーズが高まり、顧客の水ボトルの購入本数が増加したり、新規顧客数が増加したりした。業界最大手のプレミアムウォーター(PW)では、引き続き顧客件数を伸ばしており、2位の富士山の銘水とは約67万件の差が生まれている。23年ごろから、有機フッ素化合物(PFAS)に関する報道が相次いでおり、水道水への不安が高まっている。宅配水へのニーズが高まり、市場は追い風を受けている。

(続きは、「日本流通産業新聞 1月9日号で)

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・【水宅配業界地図 2025 <注目の水宅配支援サービス>】 <オプティマインド> ルート最適化サービス「Loogia(ルージア)」/どんなルートも最短で「時間指定」「駐車位置」「渋滞」も加味

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