ニッセンホールディングス(HD)が7月31日に発表した15年1―6月期(中間期)の連結業績は、中間純損失が39億8100万円(前年同期は21億4300万円の損失)だった。今期は早期の赤字脱却を目指し、通販子会社であるニッセンの販促費やカタログの発行部数を削減。その影響で連結売上高は前年同期比18・3%減の791億7100万円だった。
売上高の内訳は、ニッセンやシャディ関連3社(シャディ、スリーハート・コーポレーション、エニシル)の「コマース事業」が同18・3%減の767億円、ファイナンス事業は同10・9%減の5億7900万円、その他事業は同23・3%減の19億700万円。
営業損失は46億7200万円(前年同期は21億3200万円の損失)、経常損失は42億3400万円(同21億4300万円の損失)だった。
期初予想では営業損失49億5000万円、経常損失45億4000万円、中間純損失45億1000万円だったため、計画より損失幅は改善している。
ニッセンホールディングス/中間純損失は40億円/コスト改善優先で2桁減収
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