【<ジェイフロンティア> 上場廃止を回避】売上水増しなど不適切会計で役員辞任(2024年12月19日・26日合併号)

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不適切会計を主導した神戸聡氏(左)右は中村篤弘社長

不適切会計を主導した神戸聡氏(左)右は中村篤弘社長

 医薬品・健康食品通販のジェイフロンティアが、不適切会計を指摘されて有価証券報告書(有報)の提出が遅れていた問題で、最終期限である12月11日に有報を提出し、上場の廃止を回避したことが分かった。不適切な会計処理の疑いを受けて、ジェイフロンティアでは11月、特別調査委員会による調査を行い、資料を公表していた。同社では、24年5月期中に、広告費の運用の名目で、取引先間の商流に入ることにより、売上高を水増ししていた。24年5月期中に発注した、健康食品などの広告費の一部を、25年5月期に繰り越して請求するよう、広告代理店に依頼していたことなども分かった。不適切会計を主導していた、専務取締役COOの神戸聡氏は、11月12日で辞任した。

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