〈セブン&アイとファストリ〉業務提携検討認める/子会社の再生「事実ではない」

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
セブン&アイ・ホールディングスとファーストリテイリングの提携報道が相次いだ

セブン&アイ・ホールディングスとファーストリテイリングの提携報道が相次いだ

セブン&アイ・ホールディングスとファーストリテイリングは8月5日、両社の業務提携が報道されていることについてコメントを発表した。「複数の分野で業務提携に向けた話し合いを始めているのは事実」とし、「具体的な内容は何も決まっていない」と説明した。両社の提携がセブン&アイの子会社であるイトーヨーカ堂の再生も視野に入れたものとする報道については「事実ではない」と否定した。
 両社の提携については日本経済新聞が7月31日付の朝刊で「セブン・ファストリ提携/通販衣料新ブランド/コンビニで受け取り」と第一報を報道。
 同日付全国紙各紙の夕刊をはじめ、その後も業務提携に関する報道が相次いだ。本紙も提携の事実を両社に確認したが、セブン&アイは「ノーコメント」(広報担当)とし、ファーストリテイリングは電話がつながらず確認できなかった。
 その間、一部の報道が両社の提携はセブン&アイの子会社であるイトーヨーカ堂の再生も目的の一つであるかのように報じていた。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ