SBSホールディングス 19年12月期/売上高が25%増/国内EC需要の取り込みで

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 SBSホールディングスが2月10日に発表した19年12月期連結業績は、売上高が前期比25.6%増の2555億4800万円だった。18年8月にグループ入りしたSBSリコーロジスティクスが通年寄与したとともに、市場が拡大している国内電子商取引(EC)需要の取り込みが増収に影響した。
 主力の物流事業では、料金の適正化に向けた取り組みを継続するとともに、新規クライアントの獲得と既存クライアントとの取引拡大を図った。即日配送事業におけるBtoB、BtoCでは、EC需要を積極的に取り込んだとしている。
 19年3月に稼働を開始した大阪市住之江区のテナント型大型倉庫「南港物流センター」による貢献もあり、人手不足に起因するコスト増を吸収した。
 物流事業の売上高は同27.6増の2407億7200万円、営業利益は同37.3%増となる62億7800万円を計上した。
 SBSリコーロジスティクスの売上高は745億1900万円、営業利益は10億3600万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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