ディノス・セシール(本社東京都、石川順一社長)のディノス事業は3月17日、顧客が通販商品の受け取り場所を選択できるサービスを始めたと発表した。ヤマト運輸が提供するサービスを利用して、コンビニエンスストアやヤマトの直営店など、全国約2万5000カ所で商品が受け取れるようにした。顧客サービス拡充の一環で、利便性を高めて自社の通販利用を促すのが狙い。ヤマトが提供する受け取り場所のすべてを網羅したのは通販会社で初めてとなる。
ディノスが導入したのは「宅急便受取場所選択サービス」。顧客が商品を注文する際、ディノスオンラインショップを利用すると、ヤマト運輸が提供する画面と連携。受け取りを希望したいコンビニ店舗やヤマトの直営店を選択できる仕組み。
受け取りが可能になるのは、ファミリーマートやサークルK・サンクスなどコンビニ店約2万1000カ所と、ヤマト運輸の営業所約4000カ所。対象荷物は3辺の合計が70センチ以内の商品となる。
(続きは本紙3月19日号で)
ディノス/受け取り場所を選択/ヤマト運輸のサービス利用
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