JTB商事/ギフトサービス開始/需要増でユーザー拡大図る

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ギフトとしての需要に対応し、ツーザー数の拡大を図る

ギフトとしての需要に対応し、ツーザー数の拡大を図る

 JTB商事(本社東京都、菊田薫社長)は11月15日、運営するECサイトでギフトサービスを開始した。お歳暮商品の取り扱いのほか、のしや名入れサービスなどに対応する。個人用だけでなく贈り物としてギフト商品を購入するケースが増えており、ユーザーの裾野を広げるのが狙い。
 ECサイト「JTBショッピング」に、お歳暮商品の特設コーナーを設けた。地域に根付いた特産品のほか、ハムや洗剤など199品目を販売している。カテゴリー別、価格帯別に商品を掲載した。注文の受付期間は12月15日まで。
 のしや名入れサービスのほか、注文時に複数の配送先を指定できるサービスにも対応している。JTBの会員サービス「JTBトラベルメンバー」の会員に対し、商品価格から最大で10%を割り引く。
 ギフトサービス導入の理由について、「自分で商品を購入したユーザーが、人に薦める目的で新たに商品を購入するケースが増えている。贈り物としての需要に対応するため」(Web販売事業部)としている。
 今後はECサイトで注文を受け付けた商品に通販カタログを同梱するなど、通販事業の認知拡大に向けた取り組みを検討している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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