ヤクルト本社は11月11日、16年4―9月期(中間期)連結業績を発表、テレビCMを中心とした広告宣伝が奏功し、国内乳製品の販売が好調で、乳製品と化粧品の合計売上高は前年同期比4.6%増だった。
ヤクルトレディ(YL)による乳製品の訪販は、YL数が通期で257人減少したものの、研修強化の成果が表われ始め販売本数で0.2%増加した。YLによる訪販売り上げの増収は4期ぶり。
連結業績では、アジアを中心に海外販売が好調だったものの、円高など為替の影響もあり、売上高、利益ともに減収減益となった。
YLによる訪販チャネルの乳製品の販売本数は前年同期比0.2%増、ジュースや清涼飲料は前年同期比3.6%減だった。YL数は前年同期比257人減の3万6279人だった。
YL数は減少したものの、1人あたりの売り上げが伸びた。訪販専用商品「ヤクルト400類」の売り上げ数量は前年同期比3.5%増で、16年4月に「ヤクルト400」の値上げを実施して、YLの報酬を増やしたことで売り上げ本数を伸ばした。
(続きは、「日本流通産業新聞」11月17日号で)
ヤクルト本社16年4―9月期/YL乳製品訪販は4期ぶり増収/為替の影響で連結は減収減益決算に
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