ニッポンスリッパ(本社東京都、板垣純一代表、(電)050―1741―6424)は8月下旬、札幌大学監修のルームシューズを発売した。着用した状態で足指を開閉することで、足の表面温度を上昇させる効果があるという。
ルームシューズ「ぎゅっぱー」は、中敷のつま先部分をカットして段差をつけ、足指周りの空間を広く取り、足指を動かしやすくした。
札幌大学の岩本正姫講師(地域共創学群 スポーツ文化専攻)と土肥崇史講師(地域共創学群 スポーツ文化専攻)の協力のもと、足元の冷えが気になる冬用のルームシューズを開発した。
札幌大学では、「ぎゅっぱー」を着用して足指の開閉運動をすると、「ぎゅっぱー」をそのまま着用したときと比較して約2倍、素足で足指の開閉運動をしたときと比較して約4倍、足の表面温度が上がることを実証した。
「身体の表面温度が上がると血管が拡張し、代謝が上がる、柔軟性が高まるなどの効果が期待できる。身体が冷える寒い時期に足を温めることは特に大切だ」(岩本講師)と話す。
サイズはMとLの2種類。メーカー希望小売価格は税込2640円。
ニッポンスリッパ/足を温める効果検証/足指の開閉ができるスリッパ(2023年9月14日号)
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