【ECショッパーズファイル】File.231 〈フィギュアを販売〉豆魚雷/情報発信にブログを活用

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日本独占販売やメーカーと共同開発したオリジナル商品なども展開

日本独占販売やメーカーと共同開発したオリジナル商品なども展開

 アメリカンコミックや映画などのキャラクターフィギュアを販売する豆魚雷(本社東京都、岡島和嗣社長)は、2000年にネット通販を開始した。現在は実店舗を含め、自社サイトや楽天市場店など5店舗で展開している。
 商品は海外メーカーから仕入れており、日本独占販売やメーカーと共同開発したオリジナル商品など、同社でしか購入できない商品も多い。客層は30~40代の男性が中心だが、近年アメコミの映画がはやっているため、女性の割合も伸びているとしている。
 同社ではブログやフェイスブック、ツイッター、ニコニコ生放送で情報発信を行うことで、販促を行っている。特にブログは独自に商品レビューを書き込み、魅力を伝えることで独自性を出している。書き込みはEC担当だけでなく、実店舗のスタッフなど複数人で行っている。海外で開催されるコミックイベントや、映画の試写会についてレポートするなど、グッズにとどまらす多彩なコンテンツを盛り込んでいる。
 ファンを獲得した理由について「キャラクター物にこだわるという姿勢が、ファンに受けたのではないか」(三坂真司・管理部部長)と話している。新たなキャラクターをいち早く紹介することで、売り上げにつなげていきたいとしている。


〈ショップ データ〉
(1)運営会社「株式会社豆魚雷」(2)出店先「自社サイト」「ヤフー」「楽天市場」(3)導入システム「自社開発」(4)運送委託先「佐川急便」(5)EC担当者「6人」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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