【ＥＣコンサルタントによる「勝手にＥＣサイト分析」】□□３７８　ジャパンＥコマースコンサルタント協会　松本順士理事　<「ＴＥＥＳＭＡＥ’Ｓ」>　「Ｗｅｂアクセシビリティ」機能に注目（2023年6月22日号）

　ＴＥＥＳＭＡＥ’Ｓはオーガニックのドレッシングや調味料などの食材を販売しているブランド。
　プロダクトカラーに合わせ、サイトはパステルカラーでポップなデザインで、商品そのものが目に入るよう、無駄のないデザインだ。
　商品ページの画像は、６枚でまとめている。説明文もシンプルながら商品理解できる内容で、関連商品のレコメンド、ユーザーレビューがあり、購入判断につながる。
　カートは「Ｓｈｏｐｉｆｙ（ショッピファイ）」を使っており、さまざまなアプリで機能拡張されている。その機能の中で注目したいのは「Ｗｅｂアクセシビリティ」機能だ。
　言語設定や視力が弱くなっている高齢者や障害者など、年齢や身体的条件に関わらず、サイトを見ている人に合わせることができる機能となっている。
　ＥＣサイトやデジタルサービス利用の広がり、「Ｗｅｂアクセシビリティ」に対する生活者のニーズは今後、一層高まっていくと考えられ、対応することは、ＳＤＧｓの重要なテーマだ。

（続きは、「日本ネット経済新聞」６月２２日号で）

<筆者プロフィール>
まつもと・じゅんじ
ＪＥＣＣＩＣＡ　理事
エスアンドティーパートナーズ　代表取締役
　競合激しいレディースアパレルＥＣにおいて、たった４年で年商３０億円を売るＥＣサイトを作った経験がある。現在までに１０００社を超えるコンサルティング実績があるため、さまざまな業種に対応できる。コンサルティングだけではなく、サイト制作、広告、モデルタレントの派遣、セミナーなど、インターネットビジネスに関することをトータルでサポートしている。