【EC関連リサーチ】MMDLapo「アプリとブラウザの利用実態調査」/ウェブメールの利用最多/ブラウザ、アプリで接続先の傾向異なる

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調査会社のMMDLabo(本社東京都、吉本浩司社長)はこのほど、スマートフォンを所有する男女(20~59歳)を対象に「アプリとブラウザの利用実態調査」を実施した。パソコンブラウザ、スマートフォンブラウザ、スマートフォンアプリの三つの方法を使ってどんなウェブサービスにアクセスしているかを性別、年代別に調査した。いずれの方法もウェブメール受信の利用率が最も高い結果となった。また、男性はパソコンブラウザ、スマートフォンアプリの利用率が高く、女性はスマートフォンブラウザの利用率が高い傾向にあることも分かった。

 パソコンブラウザでよく利用されている上位3項目は「メール受信」(66・6%)、「EC」(64・8%)、「ニュース」(58・9%)だった。
 スマートフォンブラウザで利用されている上位3項目は「メール受信」(47・2%)、「メール送信」(42・2%)、「ニュース」(39・6%)。
 スマートフォンアプリは、「メール受信」(49・3%)、「SNS」(48・8%)、「メール送信」(47・3%)が上位3項目となった。
 いずれも「メール受信」の利用が最多となったが、三つの方法によってよくアクセスするサイトに違いが出ていることが分かる。

PCブラウザ、アプリは男性利用多く

 男女別に見てみると、パソコンブラウザとスマートフォンアプリでは男性の利用が目立っている。
 パソコンブラウザでよく利用される上位3項目は、「メール受信」を利用していると回答した男性が70・3%で、女性は62・9%となっている。「EC」は男性が66・2%、女性が63・4%で、「ニュース」は男性が63・8%、女性が54・0%だった。
 スマートフォンアプリも同様に男性の利用率が女性よりも高い。上位3項目では、「メール受信」が男性52・2%に対し、女性46・3%だった。「SNS」は男性49・0%、女性48・5%、「メール送信」は男性50・5%、女性44・1%となっている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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