【ECコンサルタントによる「勝手にECサイト分析」】□□336 ジャパンEコマースコンサルタント協会 川連一豊代表理事〈「Wayfair」〉/デジタル化の先駆者、米国の大手家具EC(2022年5月19日号)

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米国の大手インテリアEC「Wayfair」

米国の大手インテリアEC「Wayfair」

 日本ではなじみが少ないのですが、Wayfair Inc.(ウェイフェアー)は、家具や家庭用品をネットで販売している米国のEコマース企業です。21年のEC流通額は米国で6位です。
 特徴的なのは、そのデジタルプラットフォームで1万6000を超えるグローバルサプライヤーから2200万のアイテムを提供しているところです。21年の年間売上高は1兆8000億円以上となっています。
 「Wayfair」といえば、何といってもデジタル化です。高精細な3Dモデルを採用しており、ユーザーのシチュエーションに合わせた提案が可能になっています。AR/VRへの積極的な投資が目を見張り、まさに家具業界のデジタル化の先駆者といって良いと思います。

(続きは、「日本ネット経済新聞」5月19日号で)

〈筆者プロフィール〉
かわづれ・かずとよ
 87年からテレビCM、テレビ番組、CGの制作に関わる。95年にウレタンフォーム製造・販売のソフトプレン株式会社に入社。00年に低反発枕などウレタン商品販売専門店として楽天に出店し、03年に楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーのジャンル賞を受賞。楽天にて、モバイル講師、HTMLメルマガ講師を務めた。04年に当時のSAVAWAYを設立。09年に「ネットショップのおもてなし」を出版した。現在はオムニチャネルなどのコンサルティングを手掛けるフォースターの代表取締役社長も務める。1962年、静岡県生まれ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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