メタディスクリプションとは、検索エンジンにページの概要を伝えることのできるタグです。
ページタイトルと同じく、HEAD要素に設置します。メタディスクリプションは、検索エンジンのランキングを左右する要素として、あまり重要視されていないのが現状です。特にネットショップ(NS)では、「サイト名」「カテゴリ名」「商品名」の掛け合わせを機械的に出力するなど、NSの仕組み上、設定の自由度が低いケースもあるので、メタディスクリプションのメリットや可能性を引き出せていないも事実です。
今回はそんなメタディスクリプションの設定によるメリットや可能性、気を付けるべきポイントをご紹介します。
■メタディスクリプションのメリット
検索エンジンが検索結果の説明文として利用する可能性があります。
説明文はページタイトルとURLの間に表示されます。ユーザーが検索したキーワードに一致する語句がある場合は、太字で表示されるため、ユーザーの目を引き、検索結果のクリック率を向上させることができます。
■メタディスクリプションの記述
通常、全角80文字~110文字程度で記述します。説明文がサイト内で重複していたり、短すぎる・長すぎるといった場合には検索エンジンからの評価を下げてしまう可能性があります。手を抜かずしっかりと記述し、各ページに固有のメタディスクリプションを設置しましょう。
■効果的な記述の例
全角80~110文字内でページ・製品・サービスの強みやメリットをできる限りアピールしましょう。太字で表示される語句の近くにアピール文を設置すると検索結果に表示されやすくなり一層効果的になります。
【効果的なフレーズ例】
「最安¥○○○~」「○○%UP」「○○駅徒歩5分」など具体的な数値を示したり、「○○第1位!」「顧客満足度95%!」など権威付けを行うことが有効です。
(続きは本紙11月13日号で)
簡単! ネットショップSEO講座】〈連載7〉 メタディスクリプションをつけよう!
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