【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第363回 〈京都無添加おだし専門ECサイト「うね乃」〉/幅広い層に向けた「おだし」を追求 (2021年12月16日・23日合併号)

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釆野元英社長

釆野元英社長

 京都市の「うね乃」は、4代にわたって乾物、削り節などを作り続けている老舗。もともと卸専門店だったが、約25年前からBtoCを開始し、ECサイトも徐々に売り上げを伸ばしてきた。コロナ禍以降、手間の掛からない商品を家で食べる傾向をもとに新商品を開発するなど、幅広い層に向けた「おだし」を追求している。釆野元英社長に聞いた。

◆こだわり・特徴

 うね乃が大切にしているのは、手間暇をかけ、安全でおいしい天然だしを”人の手で作る”こと。
 「機械化が進むと合理化には役立ちますが、必ずしも味をおいしくするとは限らないと思っています。当社は、人の手で作る商品にこだわることで素材力が高まり、お料理を一層おいしくしてくれると考えています。自然の恵みである素材を最大限に生かすことが、私たちの目標です」
 時代の流れとともに変化する「おだしのカタチ」を考え、商品開発に生かしてきた。
 「『原形のかつお節』から『薄削りの花かつお』、そして『だしパック』や『濃縮液体だし』へと変化してきました。また、プロさながらの料理を楽しむ方がいる一方で、簡便性を求める方も増えています。当社では、おだしの変化を追求し、幅広い層に受けるさまざまなおだしを共存させたいと考えています。新商品『くろだしジュレ』では一歩先のおだしに挑戦し、お鍋にポンと入れるだけの簡単な”本格的おだしのカタチ”を実現しました。寒天を使うことで封を開けた瞬間に天然だしの香りが漂い、ジュレが崩れた際にもさらに香りが広がります」 


◆取り組み

(続きは、「日本ネット経済新聞」12月16日・23日合併号で)

〈運営会社概要〉
【運営】うね乃
【開設時期】2016年5月
【EC運営人数】2人
【ショップ形態】自社ショップ
【導入システム】カラーミーショップ
【配送委託先】ヤマト運輸
 ※ネットショップ向けの卸については応相談

「おだしのパック じん 4種」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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