【EC関連リサーチ】〈エコンテ「600名に聞いた! コンテンツマーケティング調査レポート2015年版」〉/76・3%がCマーケの効果を実感

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【表1】Cマーケ実施の効果

【表1】Cマーケ実施の効果

コンテンツマーケティング(以下、Cマーケ)支援を行うエコンテ(本社東京都、滝日伴則社長)はこのほど、「600名に聞いた!コンテンツマーケティング調査レポート2015年版」を発表した。同調査によると、76・3%がCマーケの効果を実感。49・2%がSNSを活用したCマーケに効果を感じていることが分かった。

 Cマーケとは、商品などに関連性が高い情報を発信することにより、見込み顧客との関係を強化し、商品理解や購買促進につなげようとするマーケティング手法のことだ。エコンテが実施した調査は、Cマーケを実施している企業のマーケティング担当者600人を対象に行った。その結果、76・3%が「(Cマーケの)効果を実感している」と回答(表1参照)。「どちらともいえない」と回答したのは19・5%で、「効果的ではない」と回答したのはわずか4・2%だった。


SNSの活用がCマーケに有効

 Cマーケを実践している企業が効果的に感じている手法は何だろうか。同調査によれば62・3%が「SNS」をCマーケに活用。調査対象全体の49・2%がSNS活用に「効果があった」と感じているようだ(表2参照)。企業が活用するSNSについては「フェイスブック」「ツイッター」「ライン」「ユーチューブ」という回答が多かった。
 調査では、企業がCマーケを実施する目的について「ブランド認知」や「顧客獲得」「見込み顧客育成」と回答する例が多かった。
 調査によれば、実施効果は「顧客獲得数」「サイトへのアクセス」「売り上げ」を基準に評価しているようだ。
 予算はどの程度割いているのか。同調査では、「マーケティング予算のうちコンテンツマーケティングにかける費用の割合」も調査(表3参照)。マーケティング予算の1~24%をCマーケに割り当てているとの回答したのが68・4%を占めた。一方、50%以上を割り当てているという回答は9・3%に過ぎなかった。マーケティング予算のマジョリティーをCマーケに投じる企業は、依然少数派と言えそうだ。


【調査概要】
 調査実施機関:エコンテ
 調査方法:インターネット調査
 調査対象:コンテンツマーケティングを行っているメディア担当者
 有効回答数:600人

【表2】Cマーケで取り入れている手法

【表3】マーケティング予算のうちCマーケにかける費用の割合

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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