サプリメントの単品リピート通販を手掛けるニコリオ(本社東京都、中上元弘社長)は、腸内フローラと酪酸菌に着目したサプリ「ラクビ」を大ヒットに導いたことで知られる。同社は、素材の段階から企画する「商品開発へのこだわり」と、「パートナー企業のCRM施策」を要因に、急成長している。18年12月期の売上高は、前期比約50%増だったとしている。
同社は19年7月4日、社名と自社ECサイトの名称を、ともに「ニコリオ」に変更した。それまでは、「ビアンネ」という社名で事業を運営しており、ECサイト名は「悠悠館」だった。
同社は20年以上前から、テレビ・新聞といったメディアを活用し、シニア向けサプリの通販事業を展開してきた。13年に「麹酵素」を使ったサプリを開発したのを機に、広告媒体をネットへとシフトさせた。ターゲットを、シニアから、より若い世代へと切り替えたことが、成長のきっかけになったという。13年当時の年商は約7億円だったとしている。
15年に開発した「ラクビ」のヒットにより、若い世代の顧客がさらに増えた。
(続きは、「日本ネット経済新聞」10月17日号で)
【データ】
■販売チャネル「自社ECサイト」「アマゾン」
■導入システム「たまごリピート」リピート通販システム
■外部委託先「ダイレクトマーケティングゼロ(コンサルティング)」
【〈単品通販〉急成長の秘訣!】 〈ニコリオ〉/素材からヒット商品を作る
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