【こだわり商品開発】 〈NTTぷらら〉家具に特化したSNSを駆使/座談会でユーザーと商品改良

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NTTぷららは、これまでにオリジナルソファを4シリーズ展開

 映像配信事業や、ネット通販を展開するNTTぷらら(本社東京都、板東浩二社長)は、家具などのオリジナル商品を開発する過程で、モニターを招いた座談会を実施している。家具に特化したSNSのユーザーが、新商品の試作品を体験。ユーザーの声を試作品の改良に生かし、商品力の向上を図っている。
 NTTぷららはECサイト「ひかりTVショッピング」を運営している。主な取扱商材はデジタル製品や家電。約2年前から、SNS「RoomClip(ルームクリップ)」や関家具(本社福岡県、関文彦社長)とタイアップしたインテリアの企画・開発を始めた。認知拡大や利益確保が目的だ。
 これまでに関家具が製作を手掛けたオリジナルソファを4シリーズ展開。現在はテレビボードも開発中だ。
 NTTぷららは「既存の販売商品である家電と比べ、家具は利益率が高い点がメリット。価格に左右されるのではなく、商品に納得して暮らしに合えば、価格に関係なく購入してくれる人が多いのが特徴」(サービス戦略部コマース担当・青木伸寛氏)と説明する。
 ソファの開発時には、「ルームクリップ」のユーザーを約10人招き座談会を複数回実施した。座談会の模様は自社のネットメディア「くらしと」に掲載。今年3月にはコンテンツ制作のために、オリジナルソファの購入者を取材した。
 「『くらしと』では、ECサイトで取り扱う商品を中心に取り上げている。ライフスタイルを提案するコンテンツとして発信し、商品に対する理解を深めることで購買を促進するのが狙い」(サービス戦略部デジタル・コンテンツ担当・山崎賢人氏)と話す。
 家具や雑貨などインテリアの粗利益率は、他の商材と比べ2ポイント程度高いという。19年3月期において、インテリアの売上高が全EC売上高に占める割合は、前期比15%増となる見通し。今後はオリジナルアクセサリーなども開発していく。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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