【EC関連リサーチ】インテージ「クロスボーダー市場の現状と変化」/免税店と越境ECの需要はほぼ一致

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 マーケティングリサーチを行うインテージ(本社東京都、石塚純晃社長)は17年6月、国内の免税品店での商品の売れ行きと、中国越境EC市場での日本製品の売れ行きが、どのように関連しているかについて、調査結果を発表した。調査結果によると、免税品店の購入トレンドと、越境EC市場の購入トレンドは、ほぼ一致していることが分かったという。訪日中国人による爆買い需要が収まってからも、訪日旅行客は年々増加傾向にある。徐々にリピーターも増加してきており、免税品店や越境ECでの売れ筋も、土産物から、化粧品などの日用品へと移行してきているという。


 グラフは、日本製の日焼け止め商品と虫除け・虫取り商品について、デパートや百貨店といった国内の免税品店と、「天猫国際(Tモールグローバル)」や「京東(じんどん)国際」といった越境ECモールの販売推移を比較したものだ。対象期間は15年2月から16年8月までの1年半。
 日焼け止めのグラフをみると、国内免税品店での売れ行きと、越境ECでの売れ行きが、ほぼ同じ形で推移しているのが見てとれる。
(続きは、「日本ネット経済新聞」11月9日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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