【EC関連リサーチ】インターワイヤード「宅配便についてのアンケート調査」/「再配達知らない」が54%に

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 「荷物の配達を知らなかった」が54%にーーー。ネットリサーチのインターワイヤード(本社東京都、斉藤義弘社長、(電)03―3761―6787)が「宅配便についてのアンケート調査」で再配達を利用する人の過半数が荷物の配達日を知らなかったことが分かった。通販・EC業界で再配達が課題となるなか、ユーザー側の意識の低さが一因になっていることが明らかになった。

 不在で荷物を受け取れない人の過半数は「配達を知らなかった」.としている。
 次いで「時間指定ができなかった」が34.3%、「配達方法・時間の指定ができなかった」が23.6%となっている。「時間指定の時間に帰宅できなかった」が20.7%で、時間指定をしてもその時間に在宅できなかった人も目立つ。
 「荷物の配達を知らなかった」と回答した人は、70代以上が6割を占めた。一方で20代は4割を下回っている。シニア世代による再配達が多いことも分かった。
 「時間指定ができなかった」は若年層で4割を超えた一方で、60代以上の高齢層は3割を超えた。
 また、30代以下の若年層は「時間指定の時間に帰宅できなかった」という人は3割弱だった。時間指定をしても、在宅できずに受け取れない人が比較的に若い層で多いことが分かった。
 「宅配便をどんな時に使用しているのか」について聞いたところ、「インターネット・通信販売で購入したとき」が87.1%、次いで「お中元・お歳暮」が29.2%、「お祝いの品を親族・友人・知人に送るとき」が28.8%、「重いもの・大きなものを購入したとき」が26.3%となった。「宅配便は使わない」人は6.0%にとどまった。
(続きは、「日本ネット経済新聞」6月8日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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