─株式上場後の今の心境は。
燃え尽き症候群とか自意識過剰などになってしまうのではないか、と思っていたが、上場の前後で心境は変わらない。もちろん、上場準備中の時は気持ちが高ぶっていた。
10年前から上場意識
─上場はいつから考えていたか。
10年前から思い始めており、8年前から準備してきた。
理由はいくつかあるが、当社の地元である岡山県をリードする会社になるべきだと思い始めたのがきっかけだ。知人などからの刺激もあり、株式上場に挑戦しようと決めた。
─イタミアートが展開する事業のマーケットは。
当社の事業領域は、サイネージ市場になる。サイネージもハード分野や、当社が手掛けるのぼり旗や懸垂幕、デジタルサイネージなどを含むソフト分野がある。
今後の成長に向け、サイネージ市場だけでなく、ノベルティー市場やディスプレー分野への参入も視野に入れている。
ターゲットは7000億円
─これらの市場規模はどの程度か。
サイネージ市場は2000億円ほど。これから参入するノベルティー市場は3000億~5000億円規模だ。これらを含めると当社の事業の市場規模は5000億~7000億円となる。大きな市場にこれからリーチしていく。
(続きは、「日本ネット経済新聞」5月23日号で)
【BtoB―EC特集 <イタミアート 伊丹一晃代表取締役> 】 <4月に東証グロース市場に株式上場> 地元・岡山をリードする会社に(2024年5月23日号)
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