【BtoB―EC】 〈BtoB―EC成功事例〉ヤマハミュージックジャパン/ネット受注率24ポイント増/サイト刷新、ユーザビリティー向上

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ヤマハミュージックジャパン・カスタマーサポート部技術サポートセンターの今野文智センター長

 楽器や音響機器の卸販売から「ヤマハ英語教室」などの教室事業まで展開するヤマハミュージックジャパン(本社東京都、押木正人社長)は19年3月、販売店と外部修理委託事業者向けにサービスパーツを販売するBtoB―ECサイトをリニューアルした。システムのカスタマイズによりユーザビリティーを改善。BtoB―ECサイト経由の受注率は6カ月間で50%から74%に改善したという。
 リニューアル前は、パーツの在庫照会用のサイトと注文用のサイトが別々のアプリケーションで動いており、システムの一貫性に欠けていた。パートナーである技術者が、より簡単にサービスパーツを購入できるように、ECサイトのリニューアルを決めた。
 「リニューアル前は、販売店の商品種別契約に準じた受注制御が不完全だったため、一部が人手による注文入力となっていた。新システムでは、販売店の商品種別契約に準じて注文を制御する機能を組み込んだことで、手動部分を自動化できた。FAX注文や返品処理に関しても、より容易に入力できる仕組みを構築。FAX注文の入力時間は約半分に、返品処理時間は限りなくゼロにまで減らすことができた」(カスタマーサポート部技術サポートセンター・今野文智センター長)と話す。


■エビスマートで刷新

 ECサイトのリニューアルは、SaaS型ECプラットフォーム「ebisumart(エビスマート)」を導入して実現した。カスタマイズの柔軟性だけでなく、コスト面にも魅力を感じたという。
 「リニューアル時はクラウドシステム前提で検討した。『ebisumart』は、コンポーネント構成が洗練されていると感じただけでなく、イニシャル、ランニングの両面でコストにも魅力を感じた」(カスタマーサポート部技術サポートセンター・日原直洋主事)と話す。
 ヤマハミュージックジャパンは今後、ECサイト経由の受注率を80%まで高めたい考えだ。新サイトの機能を強化し、さらにパートナーに利用を促す。

ヤマハミュージックジャパン・カスタマーサポート部技術サポートセンターの日原直洋主事

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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