電通ダイレクトマーケティング(DDM、本社東京都、佐藤聖仁社長、(電)03―6858―9515)は今年1月、ECソリューション開発部を新設し、EC事業の支援をワンストップで提供できる体制を整えた。三大モールから自社サイトまでEC事業の売り上げ拡大を支援。さらに、成果報酬型のライブコマースサービスの提供も開始し、話題を集めている。
ECソリューション開発部では、(1)「ECモール支援ソリューション」(2)自社ECの改善策を提案する「CVR向上ソリューション」(3)成果報酬型ライブコマース「LIVE★X(ライブクロス)」─の3サービスを提供している。
「ライブクロス」は初期費用無料で、成果報酬型にてクライアントのライブコマース展開を支援する。
DDMが集客からライブ配信アカウントの準備、MCの手配、配信構成作成、撮影まで行う。導入企業は通常のEC業務同様の受注・発送処理を行うだけで手軽にライブコマースを実施できる。
「行動を喚起するクリエーティブディレクターや、商品の魅力を引き出すMC(インフルエンサー)を用意できる点が強み。クライアントのニーズに応じて販売拡大するための企画やマーケティングの提案も可能」(ECソリューション開発部・太田航氏)と話す。
アマゾン、楽天、ヤフーの三大モールの売り上げ拡大を支援する「ECモール支援ソリューション」や、主にリピートEC企業のランディングページを改善する「CVR向上ソリューション」も提供する。
「アマゾンの販売を支援した事例では、売り上げがページ改善だけで1.5倍になり、広告を効果的に展開したことで2倍に拡大した。楽天のショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞した経歴を持つコンサルタントが直接支援できることも強み」(ECソリューション開発部・清水宣行部長)と話す。
【Eコマース業界地図〈「コンサル・運営代行編」〉】 〈電通ダイレクトマーケティング〉初期無料でライブ販売/三大モールのコンサルも強み
関連リンク・サイト
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。