ヤマダ電機の100%子会社でボランタリーチェーン事業を展開するコスモス・ベリーズ(本社愛知県、三浦一光会長、(電)052—774—2641)は、ECで家電を購入したユーザーに対する修理やアフターフォローを手厚くしている。同社に加盟する事業者は、楽天市場やヤフーショッピングなどECモールに出店する店舗にも広がっている。ここ数年、新規加盟店はネット通販事業者が目立っており、新規加盟店の3割をECが占める。ECへの提案をさらに強化する考えだ。
同社は、月1万円の会費で在庫を持たずに家電製品を安定的に仕入れることができる事業を展開。
仕入れが可能な商品は、国内メーカーや海外メーカーの家電全般。仕入れの量に関係なく、均一価格で仕入れることができる。ヤマダ電機の店舗をショールームとして活用でき、顧客との商談に利用できる。ヤマダ電機の店舗「テックランド」から直接仕入れる「直取り」を利用すれば、急な仕入れにも対応できるため顧客満足度の向上につながる。大型家電品の場合、配送から据え付け工事まで対応できるサービスも提供している。
加盟店と顧客をつなぐ情報発信チラシ「おすすめセレクション」の注目商品や人気商品の特徴を動画で配信するサービスも展開。チラシにはQRコードを掲載し、コスモス・ベリーズが独自に制作した商品説明動画をスマホやタブレット端末で見せている。動画は今後も増やしていく計画だ。
【BtoB—EC】 〈商品仕入れ支援企業〉コスモス・ベリーズ/在庫なしで家電仕入れが可能/ネットショップへの提案強化
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