北の達人コーポレーション15年3―5月期/10四半期連続で増収/売上高21%増の5・7億円

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健康食品と化粧品のECを手掛けている北の達人コーポレーションの15年3―5月期(第1四半期)の売上高は、前年同期比21・9%増の5億7700万円だった。広告宣伝費を増やしたことで売り上げが拡大。四半期ごとの売上高は10四半期連続で前年同期比増収となった。近年はソーシャルメディアを使ったプロモーションを中心に、販促を積極的に行うことで成長を維持している。
同社はオリゴ糖を配合した健康食品や、ニキビの改善をサポートするスキンケア化粧品などを販売している。販路は自社サイト「北の快適工房」のほか、楽天市場、ヤフーショッピング、アマゾンなど。
 取扱商品は全て自社ブランド。売り上げの約7割を定期購入が占めており、ロイヤルティーの高い顧客を囲い込んでいることが強みだ。
 当期はスマートフォンによる顧客獲得を一層強化するため、ツイッターやフェイスブック、LINEなどを使ったプロモーションを実施した。
 若い女性に人気のモデル舟山久美子さんらをイメージキャラクターに起用。SNSへの広告出稿や、SNSでの口コミの拡散を促進するプロモーションで商品の認知拡大を図っている。
 洗顔料のウェブプロモーモションでは、子どものニキビに悩む母親を新たなターゲットに設定。従来は取り込めていなかった10代の顧客開拓にも成功した。

(続きは日本ネット経済新聞 7月23日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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