〈中国「独身の日」〉 大手2社で流通額11.5兆円/アリババ「越境EC」日本が1位

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アリババグループのイベント会場に過去最高の流通総額が表示された

アリババグループのイベント会場に過去最高の流通総額が表示された

 中国EC最大手のアリババグループ(アリババ)が11月1~11日に実施した、年間最大のセールイベント「独身の日(ダブルイレブン)」の流通総額は、前年比85.2%増の4982億元(1元15.5円で計算すると約7兆7200億円)だった。中国EC2位の京東集団の流通総額は、同62.8%増の2715億元(約4兆800万円)になり、2社合計で7390億元(約11兆4500億円)になった。アリババの越境ECにおける国・地域別の流通総額で日本は1位になった。

 中国で11月11日は、シングルを意味する「1」が並ぶことから、独身者が自分のための買い物をする日「独身の日」として定着している。
 アリババは今回、「独身の日」セールを11月1~11日の11日間開催し、決済を1~3日と11日の2回に分けて実施した。これまで1日に集約していたセール期間を拡大することで、より多くの販売機会を作り、物流の負荷を軽減するのが狙いだった。

(続きは、「日本ネット経済新聞」11月19日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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