日本自動車連盟(JAF)は4月5日、運営しているECサイト「e―JAF Shop」の実店舗を兵庫県・芦屋市に開設した。初日は予想を上回る約1300人が来場した。
実店舗では、JAFが観光協定を結んでいる273自治体の、約120品目の特産品を販売し、カフェスペースも設けた。店頭で購入できない商品は、店頭に設置されたタブレット端末を配置し、通販で注文できるようにした。
展示している商品の6割が、関西以外の地域の特産品となっている。旅行しないと購入できない珍しい物が多い。毎月、地域のイベント開催も予定している。
ECサイトは09年に開設した。「車で旅をする楽しみ」をコンセプトに、地域の特産品や安全グッズなど180品目を取り扱い、会員には割り引いて販売している。
「上半期の売り上げ状況を見て、出店の拡大も検討する」(大洞行介理事)と言う。
年間の来場者は3万人、売り上げは3000万円を目標にしている。
日本自動車連盟/実店舗を初出店/EC強化の一環で
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