大塚家具/ヤマダ電機の傘下に/4億円強をWeb関連に投資

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 大塚家具は12月12日、ヤマダ電機の傘下に入ると発表した。第三者割当で発行する株式および新株予約権をヤマダ電機が引き受け、大塚家具を子会社化する。払い込み期日は12月30日付で、株式取得価額は43億7400万円。経営再建中の大塚家具は業績不振が続いており、新たなスポンサーを模索していた。調達資金でEC事業を強化する。
 大塚家具は調達資金のうち、4億7300万円をWeb・IT関連投資に充当する計画。ECアプリケーションシステムをはじめとしたシステムの改修や、EC業務に関する業務システムの開発などに充てる。
 WEBマーケティングの強化にも乗り出す。2020年4月をめどに、新規もしくは外部から専任者を招き、WEBマーケティングチームを編成する方針。
 WEBを意識した販促も展開する。店舗やECへの集客に向け、自社ホームページの刷新および、ネット広告やテレビCMのブランディングに13億円を投資する。

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