消費者庁/盛田屋が表示修正/差止請求協議終了を発表

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 消費者庁は10月9日、化粧品通販を手掛ける豆腐の盛田屋(本社福岡県、北嶋敬二社長)とNPO法人埼玉消費者被害をなくす会(なくす会、事務局埼玉県、池本誠司理事長)の間で行われていた差し止め請求に関する協議が終了したと発表した。なくす会は17年9月、販売するせっけんの新聞広告の価格表示が景表法違反だと指摘。同月中に豆腐の盛田屋は、適切な表示に修正すると回答した。
 「豆花水 しゃくなげ花酵母せっけん」3個セットの価格が有利誤認だと指摘されていた。新聞広告では「販売特化3564円(税込)」「通常セット価格7128円(税込)」と表示していたが、ECサイト上では通常価格「6414円(税込)」と表示していた。
 新聞広告では「本日半額」と記載し17年7月11日限定で半額で購入できると表示したが、紙面に掲載したQRコードを読み込むと、ECサイト上では該当日に限らずとも購入できるとあった。
 18年2月、なくす会は広告を修正した旨を確認、豆腐の盛田屋への申し入れ活動を停止した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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