日本航空/中国企業と新会社/越境ECの商流構築を支援

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 日本航空(JAL)は5月8日、中国で空港物流事業を手掛ける宏遠(ホンユエン)グループホールディングスと共同出資会社「JAL宏遠株式会社」の設立で合意したと発表した。合意の締結は4月8日付で、7月1日付の設立を予定している。JAL宏遠は、日本企業と中国ECモール運営会社間の商流構築を支援し、フルフィルメント業務なども手掛ける。
 中国のECモールで商品を紹介したい日本企業は、JAL宏遠に商品を出品。JAL宏遠が仲介して、中国ECモールとの商談を行うことができる。
 商談成立後、出品商品はJAL宏遠で管理する。商品を管理するための物流拠点「MFIP羽田」は、現在羽田空港の隣接地に建設中。7月1日までに完成する予定だ。
 JAL宏遠は商品の仕分けや梱包、ラベリング、発送を行う。国際航空による輸送手続きなども担い、一気通貫で中国への越境ECを支援する。
 「言語や通貨などの煩雑な手間を削減することができる。商品配送に関しても、JALと宏遠グループ独自のフルフィルメントを提供するため、より早い方法でお客さまのもとに商品を届けることが可能」(JAL・広報)と言う。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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