ゾゾ/有料会員は一部変更/販売停止店の影響は軽微

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販売停止店の現状

 ゾゾは1月31日、ファッションECモール「ゾゾタウン」で提供している有料会員サービスにおいて、割引価格の表示ルールを2月中に変更すると発表した。出店者は割引価格を表示するかどうか選択できるようにする。前澤友作社長は、「(一部店舗の販売停止について)経営に与える影響は軽微」と説明した。
 有料会員サービス「ZOZOARIGATOメンバーシップ」は、会員が年額3000円または月額500円(ともに税抜き)を支払うことで、「おまかせ定期便」以外の全商品を10%引きで購入できる。割引価格に反発したオンワードホールディングス(HD)などが「ゾゾタウン」での出品を停止している。
 1月31日時点で全商品の販売を停止している店舗は、1255店中42店あるという。店舗数ベースでは全体の3・3%、前期実績の商品取扱高ベースでは全体の1・1%となる。
 「オンワードHDの商品取扱高ベースでの影響は0・5%程度。ただ、1ショップでも減るのは悲しい」(前澤社長)と話した。一方、「方針が違えばこういうこともあると割り切って考えている。自分たちのブランドで独自に顧客を囲い商売したい方は、どこかでプラットフォームと意見の相違が出ることもあり得る」(同)と見解を述べた。
 さらに、「今回、販売を見送っているブランドの中には自社ECサイトでは『ゾゾタウン』より安く売っていたりする。われわれからすると顧客がそちらに流れることになる。そういう方針のブランドは遅かれ早かれ出ていく方針だと思う。今回のサービスでそれが早まっただけ」(同)とも話している。
 有料会員サービスは今後も会員特典を追加することで、さらに会員獲得を目指す。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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