アイスタイルは3月23日、国内で25店目となる実店舗を埼玉県内にオープンした。従来の取扱商品に加え、外資系化粧品ブランドの拡充を図った。首都圏で実店舗展開を強化するのが目的。前期(17年6月期)における実店舗の売上高は約73億円だった。
新店舗はショッピングモール「ららぽーと富士見」に開設した。「ランコム」など、主に百貨店を販路とする六つの外資系ブランドを新たに取り扱う。
ほぼ全ての商品が試用できるほか、情報サイト「@cosme(アットコスメ)」の商品ランキングと連動する棚など、既存事業を生かした店舗となっている。
外資系ブランドの拡充についてアイスタイルは「『アットコスメ』を通してブランドと強くつながってきた。ECでも外資系ブランドの取り扱いが増えている」(遠藤宗執行役員)と背景を語る。
店頭とECサイト「@cosme shopping」では会員IDを連携しており、購入金額の1%をポイントとして付与している。2月に刷新したスマホアプリにポイントカード機能を付けるなど、シームレスな購入の提供を目指している。
アイスタイル/25店舗目を開設/海外化粧品ブランドを拡充
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