ヤッホーブルーイング/アマゾン限定ビール投入/地ビールのネット販売拡大狙い

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アマゾン・前田宏氏(右)とヤッホーブルーイング・井手直行社長

アマゾン・前田宏氏(右)とヤッホーブルーイング・井手直行社長

 地ビール「よなよなエール」のネット通販などを行うヤッホーブルーイング(本社長野県、井手直行社長)は12月2日、アマゾン限定商品として、ビール「月面画報(げつめんがほう)」を発売する。製品は同社が供給し、アマゾンが『お酒ストア』で販売する。ヤッホーブルーイングでは地ビールのネット販売のさらなる拡大につながると期待している。
 同社によると「アマゾン限定のオリジナルビールというのは業界初の試み」(広報)だという。アマゾンでは「ヤッホーブルーイング以外のビールメーカーの地ビールを、アマゾン限定商品として販売する予定は当面ない」(前田宏消費材事業本部長)としている。
 ヤッホーブルーイングは「限定商品を投入することによりアマゾンの『お酒ストア』の売り上げ拡大に貢献したい」(井手社長)としており、「ネットでの地ビールの販売を加速させたい」(同)と意気込んでいる。
 同商品は、11月25日から予約受け付けを開始した。初回製造したのは約2000ケースとしている。12月1日の時点で、「予約だけで初回製造品を完売する勢い。12月下旬まで欠品が続く可能性もある」(同)と話している。

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