EC事業のM&Aを手掛けるforest(本社東京都、湯原伸悟CEO)は10月27日、日本の製品や伝統工芸品を取り扱う越境ECサイト「omakase」を開設した。これを契機に、越境事業を本格展開する。
越境ECは、同社がこれまで国内のEC事業で蓄積してきたノウハウなどを生かす。サイト構築から商品の発送、顧客対応までを総合的に支援し、日本の良質なブランドを世界に販売していく。
開始時点での販売アイテムは約14ブランド、64の国と地域に展開する。
今後1年以内に、取り扱いブランドを30以上に増やす計画。販売するアイテムや地域の拡大も進めていく。
高橋彬マイケルCFOは、「言語から配送、販売までの戦略を含めた越境対応のショッピファイの構築や、海外販売を手掛ける組織や体制ができている。海外の販路開拓に課題を持つセラーにも、支援を広げていきたい」と話す。
forest/「omakase」開設/越境ECを本格展開へ(2023年11月02日号)
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