【日本直販 村田峰人社長】 <24年10月に創業47周年を迎える> /「ここでしか買えない」商品で差別化図りたい(2024年9月5日号)

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 ギグワークスグループで、総合通販の日本直販(本社大阪府)は24年10月に創業47周年を迎える。「日本直販」「悠遊生活」の二つの総合通販ブランドのほか、グループの経営資源を生かし、顧客宅を訪問して商品の設定や設置などを行う「訪問お手伝いサービス」も展開する。今年8月1日には「日直ウェブTV」の試験運用も開始した。ギグワークス社長を兼任する村田峰人社長に話を聞いた。

 ─ギグワークスグループの傘下になって取り組んだことは。
 「日本直販」と「悠遊生活」のブランドを1社で展開することに加え、それぞれ運営していたコールセンターや物流センターを集約して相乗効果やコスト面のメリットを生み出すように取り組んできました。
 23年9月には総合プロデューサーに作詞家の秋元康氏が就任しました。さらに、日本直販の株式の20%を秋元康氏の関係者4人に譲渡しました。
 23年11月には「プレミアム会員」制度の受付を開始しました。常時5%割引で購入できるほか、送料・返品が無料、会員限定のプレミアム・限定商品の提供、専用ダイヤルなどの特典を付けています。会員数は7月までに約3000人超に達しており、これまでなかった固定の売り上げにつながっています。今後は、「プレミアムプラス」という商品を開発し、さらなる特典を付加して伸ばしていきたいと思います。
 ─通販カタログの発行の一時停止など改革を進めています。
 通販カタログを見直すために、23年11月でいったん発行を止め、季刊誌として今夏から発行を再開しています。今秋からは本格リニューアル版として発行していく予定です。

(続きは、「日本ネット経済新聞」9月5日号で)

日本直販の新しいブランドロゴ

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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