化粧品の受託製造などを手掛けるホシケミカルズ(本社東京都、星野拓社長、(電)03―3254―4491)は、EC企業のPB開発に最適な化粧品として(1)医薬部外品(2)単品スペシャルアイテム(3)ポスト投函型化粧品(4)スポーツ用化粧品(5)メンズコスメ(6)お悩み解決商品(7)地域・企業資産を生かした化粧品─などを提案している。複数の要素を組み合わせた化粧品なども有効だという。
(1)医薬部外品
EC企業から化粧品製造を受託する際、多いのが医薬部外品からスタートするケースだという。有効性をうたえるため、売りやすく、化粧品業界の初心者でも取り扱いやすい。同社では、医薬部外品のレディーメード処方を12種類用意しており、医薬部外品の迅速な開発が行える。中でも、美白効果を備えた薬用ビューティーオイルや、スティックタイプの薬用美白CCクリームなどは、人気が高いという。
(2)単品スペシャルアイテム
初めて化粧品を取り扱い始めるという場合、いきなりスキンケアをフルアイテムそろえるというのはハードルが高い。ホシケミカルズでは、オールインワンジェルや、スペシャルオイル、アウトバスアイテムなど、単品で展開でき、その後のブランドスイッチにもつながるような製品の開発を提案している。
(3)ポスト投函型化粧品
物流費が高騰する中、メール便で送れるポスト投函型の化粧品が、通販・EC業界で喜ばれている。容器メーカーとしての機能も備える同社では、メール便対応で、しかも高級感を備えた最適な容器を提案できる。
(4)スポーツ用化粧品
オリンピック熱でスポーツ市場が盛り上がる中、ランニング後にシャワーを浴びられないときに使う、エアゾールタイプのドライシャンプーの人気が高まっているのだという。さっと吹きかけるだけで、頭皮や髪のべたつきや臭い、ムレなどに対処できる。
(5)メンズコスメ
男性の化粧人口は拡大を続けているが、まだまだ店頭で買うのは恥ずかしいという人が多いのだという。男性向けの日焼け止めやオールインワンジェル、育毛剤、デオドラントケア商品などを開発しECで発売すれば、市場を捉えられる可能性が高いとしている。
(6)お悩み解決商品
男性用によらず、お悩み商品はECの定番。マス受けのする製品ではなく、「スモールスモールマス」を狙うような、お悩み解決商品が狙い目だという。
(7)地域・企業資産を生かした化粧品
ご当地コスメが増えている。地域や企業が持つ独自素材などの資産を活用すれば、他にはない、オリジナリティーの高い化粧品の開発が可能だ。1975年に原料商社として創業したホシケミカルズならば、化粧品としての実績を持たない素材を活用した、化粧品開発の支援も行えるという。
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