【「EMV3―DS」の対応期限迫る】 駆け込み導入はリスクも/”導入済み”はまだ50%程度か(2025年2月20日号)

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 クレジットカードの不正利用を防止する「EMV3―DS(3Dセキュア2.0)」の導入期限まで、2カ月を切った。ある大手決済代行会社によると、25年1月時点では導入を完了した事業者は全体の50%程度だという。未導入の事業者は3Dセキュア2.0導入による転換率(コンバージョンレート)の低下を懸念していたり、単純に3月末までに対応が義務化されていることを知らなかったりと、意識の低さが見受けられる。不正利用への危機意識は高まっているというが、事業者によって知識や対応意識はまちまちのようだ。


■上がらない導入率

 3Dセキュア2.0は、カード会員のデバイス情報などを用いて不正利用のリスク判断を行い、リスクに応じてパスワード入力を要求することで、取引における安全性を確保する手法だ。


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