【カタログから分析 通販会社調査隊】131 ヒラキ「エキサイティング プライス」/カタログからEC促す

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 靴の企画販売を行うヒラキが毎月発行している通販カタログ「エキサイティング プライス」は、メンズ、レディース、キッズ向けの靴や衣料品のほか、インテリアや雑貨などのファミリー世帯向けの商品を幅広く取り扱う。
 カタログはA4サイズのオールカラーで約240ページ建て。毎号約47万~50万部を既存顧客中心に送付している。同社は低価格を強みとしており、1000円以下の商品が多いのが特徴だ。
 注文は電話、FAX、ネット、郵便で受け付けている。受注件数の割合は、ネットが最多で54%。次いで電話が23%、FAXが12%、郵便が11%を占めている。ひと月の注文件数は多い月で約18万件。春先や秋口に注文が増える傾向にある。
 ヒラキは従来から得意としてきたカタログに加え、ECサイトの利用を促す施策を強めている。実店舗やテレビCMを活用した送客施策を強化し、新規顧客の開拓を進めている。
 14年の秋冬シーズンからはカタログの設置部数を拡大した。主な顧客層であるファミリー世帯に向けて全国のスーパーなどに設置している。前期は全国のスーパーなど約1万5000店舗にカタログを設置し、認知度の向上とECサイトへの誘導を進めた。

(続きは、「日本流通産業新聞」12月1日・8日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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