【ヒットの予感】専門家監修のストレッチ椅子「開脚チェア」/新ブランド「リストレッチ」から第1弾(2025年4月3日号)

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「開脚チェア」

「開脚チェア」

 美容・健康の通販向け商品を開発するドリーム(本社愛知県、大橋秀男社長、(電)052―930―6162)はこのほど、日常的にストレッチを行うライフスタイルを提案する「ReSTReTCH(リストレッチ)」ブランドを立ち上げた。
 第1弾商品は、前後に揺れるだけで簡単に開脚ストレッチができる「開脚チェア」で、公式オンラインストアやカタログ通販、テレビ通販への卸を主な販路とする。初年度は1000台の販売を計画している。
 多くのストレッチ論文がある研究者・中村雅俊氏と、解剖学の上原健志氏を監修に迎え、理論からエビデンス、効果検証までストレッチの機能と効果を追求した。
 体が柔軟に変わる実感・体感の得られる商品に仕上げたという。
 ストレッチを毎日継続できるように、習慣化しやすいデザインにこだわった。インテリアになじむフォルムで、普段から座椅子として使用できるのが特徴だ。出しっぱなしにしておき、座ってテレビやスマホを見るついでにストレッチができる。
 背骨をピンポイントで支える背もたれクッションにより、座るだけで自然と骨盤がサポートされて正しい姿勢を保てる。前後に揺れる底面構造で、開脚・前屈運動がしやすく、後ろから誰かが腰を押してくれているような感覚が得られるという。
 前後にゆらゆら90秒ほど動くことで、股関節の柔軟運動から、腰・太ももやふくらはぎのストレッチもできる。片足を反対の足の上に乗せれば、尻のたるみにもアプローチ可能だ。筋肉を伸ばして可動域が広がることで、日常動作や運動がスムーズになり、筋肉を自然に使えるようになる。
 5月からの一般販売に先がけ、「マクアケ」で先行販売を実施。開脚ストレッチは、現時点でのマクアケ購入者は7割以上が男性で、腰痛や猫背の悩み改善、ゴルフ上達のために股関節を柔らかくしたいというニーズが表れた。6月には第2弾となる「ぶらさがりチェア」を発売する計画だ。
 企画担当者の大橋玄季氏は、「普段からリビングに置いて座椅子として使用いただき、ふとした時に気楽に開脚ストレッチができる。テレビを見ながらなど、気軽にストレッチを楽しんでほしい」と話している。

開脚・前屈運動がしやすい

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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