【人】　<ニッセン　ライフスタイル本部インテリジェンスＢＵ（インテリア事業）部長　佐久間悠氏>　コール対応の経験が生きた（2025年1月23日号）

　ニッセン（本社京都府、羽渕淳社長）ライフスタイル本部の佐久間悠氏は、”お客さまの記憶に残る商品を提供したい”という思いを持つ。「家族で使っている」「プレゼントにした」といった顧客の声を原動力に、インテリア商品の開発に携わる。
　佐久間氏はアパレルのマーチャンダイザーや企画職を志望して入社したという。しかし研修を兼ねて配属されたのは、コールセンターだった。ただ、そこでの経験が後々、生きたという。
　「インテリアは家に置くイメージが湧きにくいため、問い合わせが多かった。必死に説明してもなかなか満足できる伝え方ができずもどかしく感じているうちに、インテリアへの関心が高まった。強い思いや願いを込めて問い合わせてくれる人もいて、今でも印象深い」（佐久間氏）と話す。
　その後、希望通りインテリア部門に配属されたが、

（続きは、「日本流通産業新聞　１月２３日号で）

<プロフィール>
佐久間悠氏
　広島県出身。０９年ニッセンに入社。分析や調達のキャリアを経て、商品企画を担当する。部門統括に着任した年に発売したオリジナル寝具ブランド「猫Ｆｅｅｌ（フィール）」シリーズは爆発的にヒットしている。