【強い通販化粧品会社になるために~基礎講座Q&A】◇104◇ 「通販化粧品」という販売方法を今後も続けていくことが不安です(2024年6月20日号)

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【Q】



 昨年後半から新規獲得も効率が悪くなり、もともと良くなかった継続率も回復せず、客単価は少しずつ下がっている状態です。このまま通信販売を続けていけるのだろうかと不安になる時さえあります。       (中堅通販化粧品会社)

【A】 業態が変わっても「化粧品を売る」ことは同じ、様々なチャレンジを!



◆業態の差はなくなった!

 ご質問者の危機感は当然のことです。最近の通販化粧品を取り巻く環境は日々厳しくなっており、特に薬機法や景品表示法をきちんと守って、しっかりと顧客を育成しようとしている、いわば「正統派」の通販化粧品会社ほど苦戦しているようです。もちろん中には、安定した業績で、さらに今後の飛躍を計画している会社もあるので、一概に皆が危機感を募らせているというわけではないと思います。
 しかし、昨年の後半から、新規獲得もリピート育成も、うまくいっていない会社が多いのは事実。その理由としては、コロナ禍を経て、多くの店販や訪販の会社が通販に参入したため、通販化粧品の市場自体は拡大したものの、既存の通販化粧品企業は、レッドオーシャンの中であえいでいるようです。


◆業態呪縛からの脱却を!

(続きは、「日本流通産業新聞」6月20日号で)

<プロフィール>
 鯉渕登志子(こいぶち・としこ)氏 アパレル業界団体、カネボウファッション研究所を経て(株)フォー・レディーを設立。化粧品通販を中心に「女性のための女性による広告制作」を手掛けている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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