【ヒットの予感】腰専用の羽毛布団 <「羽毛ふんわり腰のふとん」> 腰、睡眠の専門家が監修(2024年5月16日号)

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2ウェイ仕様

2ウェイ仕様

 美容や健康をテーマにした通販向け商品を開発するドリーム(本社愛知県、大橋秀男社長、(電)052―930―6162)は、睡眠中の腰にかかる負担の軽減が期待できる、専門家が監修した羽毛布団「羽毛ふんわり腰のふとん」を発売する。
腰痛に悩む人をはじめ、睡眠の質に悩んでいる人にアプローチする。マットレスを買い替える必要はなく、腰に巻くだけという手軽さを訴求する。リモートワークや車の運転など幅広い場面での利用を想定し売り上げ拡大を図る。
 腰の専門家(アスカ鍼灸治療院の福辻鋭記氏)と、睡眠の専門家である日本快眠協会の今枝昌子代表とコラボで開発した。身体と眠りそれぞれのプロの知見を掛け合わせ、いかに腰を心地よい状態にして眠れるかを追求した。
 羽毛をたっぷり使用し、腰とマットレスの間にできる隙間を埋めることで腰への負担を減らすという。
 腰の下に敷いたり寝たり腹巻のように腰に巻いても使える2ウェイ仕様だ。仰向け寝、横向き寝でも、腰のカーブにあわせて物理的にサポートするということで、朝まで快適に眠れるという。
 羽毛100%のふとんは保温性が高いため、夏場のクーラーで冷えがちな腹や腰を温める。寝返りを打っても羽毛が偏らないようにするため、ダウンジャケットのように羽毛を均等に配分したキルト縫製を採用した。
 面テープを留める位置が2カ所あるので、サイズ調整も可能。パジャマのみの着用時と日中の衣服着用時など、腹回りに合わせてテープを留める位置を変えられる。
 睡眠中だけでなく、リモートワークで座り続けてつらい腰を温める。キャンプや車中泊など凸凹の硬い場所で寝る時や、長距離運転など、腰に負担がかかる場面での利用も想定できる。
 開発者が長年の腰痛持ちで、これまでコルセットやクッションなどいろいろ試してきたものの、どれも就寝には不向きだったという。キャンプ時に、たまたま羽毛の寝袋を腰の下に敷いて寝たところ、翌朝、腰の具合がよかったため、すぐに骨盤の権威である福辻氏に相談し、商品企画につながったという。
 価格は税込9900円。

リモートワークでの利用も

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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