【ヒットの予感】 電動ソファベンチを10月発売 <「BARS」> 仕事、リラックス、仮眠を一台で(2023年9月7日号)

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一台で多様な使い方ができる

一台で多様な使い方ができる

 健康をテーマにした通販向け商品を開発するドリーム(本社愛知県、大橋秀男社長、(電)052―930―6162)は10月上旬に、プロダクトブランド「&MEDICAL(アンドメディカル)」の新商品となる電動ソファベンチ「BARS(バース)」を発売する。
 フラットなベンチから寝椅子、ラウンジチェアへスムーズに変形する。
 9月17日まで応援購入サービス「マクアケ」で先行販売し、9月4日現在で約800万円を販売しており、一般販売に乗り出す。
 ドリームの大橋社長は長年サッカーやマラソンに親しんでおり、運動の後に体を回復させるための「足上げ」に血流循環の効果があることを実感していた。また、宇宙空間における「リラックスポジション」がNASAの提唱するポーズと知り、販売している座椅子との融合を試みて開発を進めた。
 形を変えることで、ホームワーク、リラックス、パワーナップ(仮眠)など、一台で多様な使い方ができるのが特徴。リモコンのボタン操作で基本モード「リラックス」「アクティブ」「フラット」へと簡単にスタイルチェンジできる。
 背もたれの角度と脚の高さを自分好みに設定できる「カスタム登録」機能も搭載し、ワンタッチで自分に合ったポジションへと導く。
 体を休める「リラックスモード」では、NASAが提唱する「身体への負担が最も少ない、究極のリラックス姿勢」を再現した。心臓とひざが同じ高さになり、体の各部位への負荷を均等に分散することで、無重力空間に浮かんでいるような脱力状態でくつろぐことができるという。
 上半身を起こした「アクティブモード」では、テレビを見たり、ノートパソコンやスマホを操作したりできる。「フラットモード」にすればベンチに早変わりし、横になることができる。
 側面には、デジタル機器の充電ができるUSBのTypeAとTypeCの二つのポートを搭載。音楽や動画、SNSなどのコンテンツを楽しめる。枕は取り外してクッションとしても使え、枕カバーは洗濯可能だ。
 大橋社長は「くつろぐ、スマホで遊ぶ、テレビを見る、仕事をする─が電動のワンタッチで実現できる。リビングルームで楽しんでほしい」とコメントしている。
 価格は税込24万2000円。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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