【ヒットの予感】 録音と電卓計算を同時に〈「電卓型ボイスレコーダー」〉/CFでは目標654%達成(2021年9月16日号)

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電卓型ボイスレコーダー

電卓型ボイスレコーダー

 医療機器メーカーのMEDIK(メディク、本社東京都、鄭義錫社長、(電)0480―26―5051)は6月23日、電卓としても使えるボイスレコーダー「電卓型ボイスレコーダー」を発売した。同商品は、クラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」で先行して販売を行い、目標金額の654%にあたる300万円以上の応援購入が集まった。録音と電卓計算を同時に行えるため、会議や商談などで活躍するとしている。
 同商品は、電卓の形状をしたボイスレコーダー。どの方向からでも録音可能が可能な高集音マイクを搭載している。音がした時だけ感知して録音する「音声感知録音」機能もあり、メモリー容量の節約に役立つという。
 打ち損じが生じにくいキーの形状など、「電卓として使うこと」を前提に設計されているという。8%と10%の税計算機能も付いており、軽減税率の計算にも対応できる。
 同社は同商品について、「計算しながら録音ができるため、メモや議事録を取り損ねても安心」「商談や会議などで活躍する」としている。
 パスワードを設定することで、録音データを誰でも開けないようにするセキュリティー機能もある。
 スピーカーが内蔵されているため、パソコンなどの機器がなくても、録った音声をその場で再生できる。パソコンに接続することで、録音日時を確認することもできる。
 卸供給にも対応している。価格は税込1万4080円。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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