【ヒットの予感】　分離式３ＷＡＹ双眼鏡〈「ＰＥＮＴＡＸ　ＶＤ　４ｘ２０　ＷＰ」〉／「双眼」「単眼」「望遠」を一つに

　光学機器のリコーイメージング（本社東京都、高橋忍社長、（電）０３―３７７７―４２５０）は２０年９月から、三つの用途に使用できる双眼鏡「ＰＥＮＴＡＸ　ＶＤ　４ｘ２０　ＷＰ」を販売している。価格は税込４万７００円（ケースとストラップ付）。色はブラックだけとなっている。
　双眼鏡だけでなく、単眼鏡、望遠鏡としても使用できる３ＷＡＹタイプ。「感動を分け合える」をコンセプトに、友人同士や親子、カップルで楽しむことができる。双眼鏡は、ライブやスポーツ観戦に便利な４倍のタイプ。単眼鏡は、左右の鏡筒を２つに分離することが可能で、２人で同じ光景を見ることができる。「二つに分けて使えるため、外出先で、新型コロナの感染対策にも寄与するのではないか」（同社）としている。二つに分離した鏡筒を縦に重ね合わせると、１６倍の望遠鏡としても利用できる。
　クラウドファンディングサイト「マクアケ」で２０年２月１２日から３月２日まで出品。目標としていた金額１００万円に対し、即日完売の約４８２万円の支援金を獲得した。予想を超える支援者が集まり、販売終了後も、追加販売や一般販売を求める声が多数集まり一般販売に乗り出したという。