【ヒットの予感】　家電ＥＣ　ＭＯＡのＰＢ商品〈「２０１Ｌ冷凍冷蔵庫」〉／機能を絞り高コスパ実現

　家電ＥＣのＭＯＡ（モア、本社東京都、山口龍平社長）は１１月１１日、プライベートブランド（ＰＢ＝自主企画）商品の冷凍冷蔵庫を販売開始した。従来の冷蔵庫が持つ機能を吟味し、高コストパフォーマンスでの提供を実現。場所を取らないスリム設計で、１人暮らしやカップルの家庭に訴求していく。
　「２０１Ｌ冷凍冷蔵庫（ＪＲ２００ＭＬ０１）」は、ＭＯＡのＰＢ「ｍａｘｚｅｎ（マクスゼン）」の新作商品。上部に配置された冷凍室の容量が５３リットルで、冷蔵室の容量が１４８リットル。
　「搭載されているけど使わない」「時々思い出して使ってみる」といったあまり使わない機能を省くことで、高コストパフォーマンスを実現した。
　冷蔵室下段には、野菜保存と冷蔵保存を切り替えられるフリーケースを設けている。冷蔵する物に合わせて調整することで、臭い移りの気になる野菜や魚などを、他の食材と分けて収納できる。
　冷蔵室にはドアの閉め忘れアラームを搭載。約３分間開けているとアラームが鳴り、冷気が逃げるのを防ぐ。ファン式の冷却方法を採用することで、霜取りの手間も軽減する。
　「２０１Ｌ冷凍冷蔵庫」は、ホワイトとガンメタリックの２色展開。サイズは高さが１４６．７センチメートル、幅が５４．９センチメートル、奥行が６０．２センチメートル。１人暮らしなどのコンパクトな部屋にも収まるよう、スリムな設計を徹底した。
　価格はオープン価格だが、直販サイト「ＰＲＥＭＯＡ（プレモア）」では、３万４８００円（税込）で販売している。