メガソーラー事業や蓄電池の製造・販売を行うスマートソーラー(本社東京都、手塚博文社長)が、直販事業に参入する。販売する商品は、自社製造の家庭用蓄電システム「スマート蓄電システム」だ。
同社は2007年に創業。産業用太陽光発電のメガソーラー事業や、公共施設や設備などに産業用の太陽光発電を導入するスマートシティ事業などを軸に展開してきた。
19年11月頃に、グローバル展開している太陽光発電企業と共同で開発した蓄電システム「スマート蓄電システム」を開発した。これを武器に、戸建住宅への営業を本格化する。スマートハウス事業として営業を展開していくという。
営業方法は、ダイレクトメール(DM)と、テレアポ訪販の二本柱。すでに、太陽光発電を設置している既存顧客にDM送付を実施しているという。テレアポは現在準備中で、10席程度の座席数を予定している。テレアポの経験者を雇用するなどし、アポインターへの教育は、すでに実施しているのだという。
同社は、蓄電池のメーカーでもあるため、卸販売やハウスメーカーと協業した形での販促も実施していく予定だという。
〈企業データ〉
創業 2007年4月
代表 手塚博文代表取締役
本社 東京都
営業手法 DM・テレアポ
商材 蓄電池
【今週の初登場】 スマートソーラー/メーカーが直販に参入
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