【ヒットの予感】　振動機能３０段階以上の設定も〈「ＤＯＣＴＯＲＡＩＲ　３Ｄ　ＳＵＰＥＲ　ＢＬＡＤＥ」〉／３年で累計販売数３５万台を突破

　健康機器などを販売するドリームファクトリー（本社大阪府、井上馨社長、東京支店（電）０３―６２８１―８９２５）が販売するフィットネス機器シリーズ「ＤＯＣＴＯＲＡＩＲ　３Ｄ　ＳＵＰＥＲ　ＢＬＡＤＥ（ドクターエア　スリーディースーパーブレード）」が、１６年末の発売以来、累計で３５万台を売り上げた。振動機能を３０段階以上設定できる点などが好評で、量販店などの店販を中心に販売が拡大している。訪販やＥＣへの卸も拡大させたいとしており、無店舗販売市場でも今後ヒットしそうだ。
　同シリーズは、機器の上に立つと、機器の台が左右に振動する。機器の上で姿勢を保つことで、太ももや腹筋などの体幹筋肉をトレーニングすることができる。
　振動回数は、小型の「スマート」が１分当たり最大８４０回、最新モデルの「ＰＲＯ（プロ）」が同２５００回となっている。振動のスピードは３０段階で設定することが可能。遅い振動の後に早く振動するパターンなど、振動パターンも３種類の中から設定できる。１月に発売した「プロ」は、左右だけでなく、上下にも振動する。
　同シリーズの卸先には現在のところ、家電量販店やスポーツ用品の量販店が最も多い。訪販企業やＥＣ企業への商品供給も今後積極的に行っていきたいとしている。同社によると、機器に乗って振動を加えるタイプのフィットネス用品では、同シリーズが圧倒的な人気を誇っているという。量販店では国内市場のシェアの約８０％を占めており、ＥＣなどを含めた全体でも６０～７０％のシェアを確保しているという。
　同シリーズは、（一社）日本ホームヘルス機器協会が認定する健康増進機器（旧体調改善機器）にも認定されている。同社では、商品のパンフレットなどに、健康増進機器の認定商品であることを示すロゴマークを表示し、商品の安全性の認知拡大を図っているという。
　同シリーズの主力の「プロ」は、幅７５０ミリ×奥行４３０ミリ×高さ２０９ミリ、重さが約２４キログラムとなっている。価格は税別５万４３６４円となっている。